逆流性食道炎
逆流性食道炎とは、胃の内容物や胃酸が食道へ逆流することで食道の粘膜に炎症が生じる疾患です。内視鏡検査で食道粘膜のただれや潰瘍が確認されるものを「逆流性食道炎」と診断します。症状が軽度の場合は市販薬で一時的にしのいでいる方も多いですが、適切な診断と治療を受けることで生活の質を大きく改善することが期待できます。
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逆流性食道炎とは、胃の内容物や胃酸が食道へ逆流することで食道の粘膜に炎症が生じる疾患です。内視鏡検査で食道粘膜のただれや潰瘍が確認されるものを「逆流性食道炎」と診断します。症状が軽度の場合は市販薬で一時的にしのいでいる方も多いですが、適切な診断と治療を受けることで生活の質を大きく改善することが期待できます。
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)とは、胃の粘膜に住み着く細菌のことです。強い酸性環境である胃の中で生き続けられる特殊な細菌で、感染すると慢性的な胃の炎症を引き起こします。ピロリ菌感染は自覚症状がほとんどなく、知らないうちに感染している方がほとんどです。だからこそ、一度は検査を受けることが大切です。
機能性ディスペプシア(FunctionalDyspepsia:FD)とは、胃カメラ検査や血液検査などで潰瘍・がん・炎症といった器質的な異常が見つからないにもかかわらず、みぞおちの痛みや食後の胃もたれなどの症状が慢性的に続く疾患です。「機能性」という言葉は、臓器の構造には異常がないのに、働き(機能)に問題が生じている状態を指します。
胃ポリープとは、胃の粘膜の一部が盛り上がって胃の内腔側に突出した状態の総称です。「ポリープ」という言葉はギリシャ語で「多くの足を持つもの」を意味し、粘膜が隆起してキノコ状や半球状に膨らんだものを指します。ポリープの種類によっては悪性化(がん化)のリスクがあるものも存在するため、発見された際には種類・大きさ・形状を正確に把握し、適切な対処を行うことが重要です。
大腸ポリープとは、大腸の粘膜(内側の壁)の一部が盛り上がり、いぼ状に隆起した病変のことです。大腸ポリープにはいくつかの種類があり、大きく分けると「腫瘍性ポリープ」と「非腫瘍性ポリープ」に分類されます。腫瘍性ポリープの代表が腺腫(せんしゅ)と呼ばれるもので、放置すると大腸がんへ進行するリスクがあるため、特に注意が必要です。
大腸がんとは、大腸(結腸・直腸)の粘膜(内側の壁)に発生する悪性腫瘍のことです。大腸は消化器官の最後の部分にあたり、水分や栄養の吸収・便の形成を担っています。大腸がんはその発生部位によって、「結腸がん」と「直腸がん」に分けられますが、総称して大腸がんと呼ばれます。ポリープの段階で発見・切除することが、大腸がんの予防において非常に重要です。
炎症性腸疾患とは、腸(主に小腸や大腸)に慢性的な炎症が起こる病気の総称です。一時的なお腹の不調とは異なり、炎症が長期にわたって続いたり、良くなったり悪くなったりを繰り返したりするのが特徴です。一度発症すると長期にわたって付き合っていく必要がある病気ですが、適切な治療と管理によって、症状をコントロールしながら日常生活を送っている方も多くいらっしゃいます。
過敏性腸症候群とは、大腸や小腸に炎症や腫瘍などの明らかな異常がないにもかかわらず、腹痛や便通の乱れ(下痢・便秘など)が慢性的に続く病気です。「検査をしても異常がないと言われたのに、お腹の不調が続いている」という経験をお持ちの方は、過敏性腸症候群の可能性があります。決して「気のせい」や「我慢すれば治るもの」ではなく、日常生活に支障をきたすこともある立派な病気です。
「突然お腹が痛くなった」「血便が出た」「激しい下痢が続いている」こうした症状が現れたとき、その原因として多く考えられるのが感染性腸炎と虚血性腸炎です。どちらも腸に炎症が起きる病気ですが、原因・特徴・治療方法が異なります。症状が似ているため自己判断が難しく、正確な診断のためには医療機関での検査が重要です。
「おしりが痛い」「トイレのあとに血が出る」「おしりにしこりがある」こうした症状があっても、「恥ずかしくて病院に行きにくい」「痔くらいで受診するのは大げさかな」と思って、ひとりで悩んでいる方は少なくありません。しかし、肛門周辺の疾患は放置すると症状が悪化したり、手術が必要になったりすることもあります。
肝炎とは、肝臓に炎症が起きた状態のことです。肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれており、少々ダメージを受けても自覚症状が出にくいという特徴があります。そのため、気づかないうちに炎症が進行し、慢性肝炎・肝硬変(かんこうへん:肝臓が硬くなってしまった状態)・肝臓がんへと悪化してしまうケースが少なくありません。
脂肪性肝疾患とは、肝臓に過剰な脂肪がたまることで起こる肝臓の病気の総称です。肝臓全体の5%以上に脂肪が蓄積した状態を「脂肪肝」といい、その原因によって大きく2種類に分けられます。ひとつはアルコール性肝障害(ALD)で、長期間にわたる過剰な飲酒が原因で起こります。もうひとつはMASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)で、肥満・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病が背景にあり、お酒をほとんど飲まない方でも発症します。
薬剤性肝障害とは、薬や健康食品・サプリメントなどを摂取したことが原因で、肝臓にダメージが生じた状態のことです。「薬を飲んでいたら肝臓が悪くなった」という状態が、これにあたります。早期に原因となる薬の使用を中止することで、多くの場合は肝機能の回復が期待できます。しかし、発見が遅れると重篤な肝障害に進行することもあるため、早めの対処が重要です。
胆のうとは、肝臓の裏側にある小さな袋状の臓器で、肝臓で作られた胆汁(消化を助ける液体)を一時的に蓄え、食事のときに十二指腸へ送り出す働きをしています。胆のうにはさまざまな病気が起こることがあり、いずれも健康診断の腹部超音波検査(エコー検査)で偶然発見されることが多く、放置すると炎症・感染・がん化などのリスクがある病気もあるため、発見後は専門医による適切な評価と管理が重要です。
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