2026年9月30日

健康診断で「ALTやASTが高い」と指摘され、「お酒をそれほど飲まないのになぜ高いのだろう」「すぐに病院を受診した方がよいのだろうか」と不安になっていませんか。ALT・ASTは肝臓の状態を知る手がかりとなる数値ですが、高くなる原因は飲酒だけではありません。脂肪肝や肝炎、薬・サプリメント、激しい運動などが関係している場合もあります。
数値が高いからといって原因を自己判断したり、数値だけを下げようとしたりするのではなく、背景にある原因を調べることが重要です。また、肝臓の病気は自覚症状が乏しいまま進行することもあるため、健診で異常を指摘された場合は放置しないようにしましょう。
この記事では、ALT・ASTが高くなる主な原因や数値の見方、受診の目安、医療機関で行う検査、改善に向けた考え方について解説します。健康診断の結果を見て、これからどう対応すればよいか迷っている方は参考にしてください。
ALT・ASTが高くなる主な原因

ALT・ASTが高くなる背景には、生活習慣だけでなく、感染症や薬の影響などさまざまな原因があります。「お酒を飲まないから肝臓は大丈夫」とは限らないため、体重の変化や既往歴、服用している薬なども含めて考える必要があります。
まずは、ALT・ASTが高くなる代表的な原因を見ていきましょう。
脂肪肝・体重増加などの代謝異常
ALT・ASTが高くなる代表的な原因の一つが、肝臓に脂肪がたまる脂肪肝です。特にALTの上昇をきっかけに、健診後の検査で脂肪肝が見つかる場合があります。
脂肪肝というと飲酒をイメージする方もいますが、肥満や体重増加、糖尿病、脂質異常症などを背景として起こることも少なくありません。
肝臓に脂肪がたまり、肥満や糖尿病、脂質異常症といった心代謝系危険因子(代謝に関わる異常)を伴う場合は、MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)が考えられます。お酒をほとんど飲まない方でも、体重や腹囲、血糖値、中性脂肪などと合わせて評価することが重要です。
飲酒による肝機能への影響
継続的な飲酒は肝臓に負担をかけ、ALTやASTなどの数値が上昇する原因になります。飲酒量が多い状態が続けば、アルコール関連肝疾患につながる可能性もあります。
ただし、肝臓への影響は1回の飲酒量だけで決まるわけではありません。飲酒の頻度や継続期間、体格、体質、ほかの病気なども関係します。
健診で異常を指摘された場合は、「毎日ビールを500mL飲む」など、普段の飲酒量や頻度をできるだけ具体的に医師へ伝えると、原因を考える材料になります。
B型・C型肝炎などのウイルス性肝炎
B型肝炎やC型肝炎などのウイルス性肝炎でも、肝細胞が傷つくことでALT・ASTが上昇する場合があります。感染していても目立った症状が現れないことがあるため、健康診断の血液検査をきっかけに異常へ気づくケースもあります。
ウイルス性肝炎が疑われる場合は、通常の肝機能検査に加えて、B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスへの感染を調べる血液検査を行います。
過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない方や、以前の検査結果が分からない方は、ALT・AST高値の原因を調べる際に医師へ伝えてください。
自己免疫性肝炎などの肝疾患
ALT・ASTの上昇は、脂肪肝やウイルス性肝炎だけでなく、自己免疫性肝炎などの肝疾患によって起こる場合もあります。
自己免疫性肝炎は、免疫の働きに異常が生じ、自身の肝細胞が攻撃されることで肝臓に炎症が起こる病気です。生活習慣とは直接関係なく発症するため、飲酒習慣がなく、肥満でもない方に肝機能異常がみられることがあります。
診断では血液検査などを行い、専門医療機関では状況に応じて肝生検による組織検査が検討される場合もあります。
薬・漢方・サプリメントの影響
医療機関から処方された薬だけでなく、市販薬や漢方薬、健康食品、サプリメントなどが肝障害の原因になることがあります。このような状態は薬物性肝障害と呼ばれます。
薬物性肝障害では、薬などを使用し始めてから肝機能の数値に変化がみられる場合がありますが、発症までの期間や症状には個人差があります。
「薬を飲んでいるから必ず肝機能が悪くなる」という意味ではありません。原因を調べる際には、薬やサプリメントの使用状況も重要な情報の一つとなります。
激しい運動や筋肉への負荷
ALT・ASTは肝臓の状態を調べる際に用いられますが、特にASTは肝臓以外にも骨格筋などに存在しています。
そのため、激しい筋力トレーニングや長時間の運動などで筋肉に強い負荷がかかった後、一時的にASTが上昇する場合があります。健診直前に普段より強い運動をしていたときは、診察時にそのことも伝えるとよいでしょう。
ただし、「運動したから高かっただけ」と自己判断するのは避けてください。ほかの検査値も含めて確認し、肝臓と筋肉のどちらが影響しているのかを判断します。
ALT・ASTは何を示す数値なのか
ALTとASTはいずれも、体内の細胞に含まれる酵素です。肝細胞などが傷つくと血液中へ流れ出すため、血液検査で数値が高くなることがあります。
ただし、ALTとASTでは多く存在する臓器が異なります。両者の特徴を知っておくと、健康診断の結果を理解しやすくなります。
| 項目 | 主な特徴 |
|---|---|
| ALT(GPT) | 主に肝臓に多く存在し、肝細胞の障害を反映しやすい |
| AST(GOT) | 肝臓のほか、心臓や骨格筋などにも存在する |
ALT(GPT)の特徴
ALTは「アラニンアミノトランスフェラーゼ」と呼ばれる酵素で、以前はGPTと表記されることも多くありました。主に肝臓の細胞に多く含まれているため、ALTの上昇は肝細胞に何らかの障害が起きている可能性を考える手がかりになります。
ただし、ALTが高いという結果だけで、脂肪肝や肝炎などの病名を特定することはできません。
ASTやγ-GTP、ALP、ビリルビンなどの検査結果に加え、生活習慣や画像検査なども組み合わせて原因を調べます。
AST(GOT)の特徴
ASTは「アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ」と呼ばれる酵素で、以前はGOTと呼ばれていました。
ASTは肝臓だけでなく、心臓や骨格筋などにも含まれているため、ALTと比べると肝臓だけに特有の数値ではありません。そのため、ASTが高いときには肝疾患以外の影響も考える必要があります。
特にASTだけが上昇している場合と、ALTも同時に上昇している場合では考え方が異なります。AST単独で判断せず、ほかの検査項目との組み合わせを見ることが重要です。
ALT・ASTの数値の見方
ALT・ASTには検査機関ごとに基準範囲が設定されているため、まずは健康診断の結果票に記載された基準値と照らし合わせます。
ただし、基準範囲を超えているかどうかだけで肝臓の状態を判断できるわけではありません。ALTとASTのどちらが高いか、以前の検査からどの程度変化しているか、ほかの肝機能項目に異常がないかといった情報も判断材料になります。
特に高値が続いている場合や、以前より数値が上昇している場合は、一度の結果だけで判断せず医療機関へ相談しましょう。
ALT・ASTの高値を放置するリスク
ALT・ASTが高くても体調に大きな変化がないと、「症状がないから問題ないのでは」と考えてしまうかもしれません。しかし、肝疾患の中には、自覚症状が乏しいまま進行するものがあります。
脂肪肝や慢性肝炎などによって肝臓の炎症が長期間続くと、肝臓に線維が蓄積する「線維化」が進む場合があります。さらに進行すると肝硬変に至り、病気によっては肝がんのリスクが高まることもあります。数値の異常が続いているのに対応しないままだと、こうした進行に気づく機会を逃してしまいかねません。
一方で、ALT・ASTが高い方すべてに重い肝疾患があるわけではありません。運動などによる一時的な変動も考えられます。数値だけを見て必要以上に不安になるのではなく、異常が続いている理由を調べ、必要な治療や経過観察につなげることがポイントです。
ALT・ASTが高いときの受診目安と受診先

健康診断でALT・ASTの高値を指摘された場合は、症状がなくても医療機関への相談を検討しましょう。特にALTは、慢性肝臓病を早い段階で見つけるための目安として重視されています。
具体的な数値だけでなく、過去からの変化や体調も含めて考える必要があります。受診を検討したい代表的なケースと、相談先の考え方を紹介します。
ALTが30U/Lを超えている場合
日本肝臓学会は「奈良宣言2023」で、健康診断などでALTが30U/Lを超えている場合、まずはかかりつけ医などを受診することを勧めています。脂肪肝や肝炎ウイルス、アルコール、免疫異常などを背景とする慢性肝臓病が隠れている可能性があるためです。
ALTが30U/Lを少し超えたからといって、すぐに重い肝疾患があるという意味ではありません。
一方で、「少し高いだけだから」と放置するのも避けたいところです。健康診断の結果を持参し、必要な検査について相談しましょう。
高値が続く・前回より上昇している場合
以前の健康診断でもALT・ASTが高かった方や、前回と比べて数値が上昇している方は、一度原因を調べることをおすすめします。
脂肪肝や慢性肝炎などでは、数値が大きく上昇せず、軽度の異常が続く場合もあります。反対に、一時的な要因によって上昇した後に正常化するケースもあるため、数値の推移を見ることが重要です。
受診する際は、今回の健診結果だけでなく、過去数年分の結果が残っていれば一緒に持参すると、いつ頃から異常がみられるのかを判断する材料になります。
黄疸や強い倦怠感などの症状がある場合
ALT・ASTの異常に加えて、皮膚や白目が黄色くなる黄疸、濃い色の尿、強い倦怠感、食欲低下、吐き気などがある場合は、早めに医療機関を受診してください。
肝疾患は症状が乏しいこともありますが、急性肝炎などでは短期間に症状が現れる場合があります。
また、強い腹痛や発熱などを伴うときには、肝臓だけでなく胆のうや胆管など、ほかの消化器疾患が関係している可能性もあります。症状が強い場合や急激に悪化している場合は、速やかな受診が必要です。
受診先の考え方
健康診断でALT・ASTの高値を指摘された場合は、まず内科やかかりつけ医に相談できます。そのうえで、肝疾患が疑われる場合や、より詳しい検査が必要な場合には、消化器内科や肝臓内科で専門的な評価を受けます。
特に、肝機能異常が繰り返しみられる方や、脂肪肝・肝炎などを指摘されたことがある方は、肝臓を専門とする医療機関への相談も選択肢となります。
受診するときは、健康診断の結果票や過去の検査結果、お薬手帳などを持参すると、診察を進めるうえで役立ちます。
医療機関で行う主な検査
ALT・ASTが高い原因を調べる際は、一つの検査だけで判断するのではなく、血液検査や画像検査などを組み合わせて肝臓の状態を評価します。
どの検査が必要になるかは、数値の程度や経過、生活習慣、既往歴などによって異なります。代表的な検査について見ていきましょう。
肝機能や原因を調べる血液検査
血液検査では、ALT・ASTを再度測定するとともに、γ-GTPやALP、ビリルビンなど、肝臓や胆道の状態に関連する項目を確認します。さらに、アルブミンや血小板なども肝臓の状態を評価する材料になります。
原因が疑われる場合には、B型・C型肝炎ウイルスの検査や、自己免疫性肝炎などに関連する検査を追加することもあります。
血液検査によって、健康診断だけでは分からなかった異常の程度や原因を詳しく調べ、次に必要な検査や治療を判断します。
脂肪肝などを調べる腹部エコー検査
腹部エコー検査は、超音波を使って肝臓などの状態を画像で調べる検査です。肝臓に脂肪がたまっていないか、形や大きさに変化がないかなどを確認できます。
血液検査だけでは分からない脂肪肝が見つかる場合もあり、ALT・ASTが高い原因を調べる際に役立ちます。放射線を使用しないため、被ばくがないことも特徴です。
腹部エコーでは肝臓だけでなく、胆のうや胆管、膵臓なども観察します。ただし、臓器によっては腸管ガスなどの影響で見えにくいこともあります。
肝臓の脂肪量・硬さを調べる検査
脂肪肝が疑われる場合は、肝臓にどの程度脂肪がたまっているかに加えて、肝臓の硬さを評価することがあります。肝臓の硬さは、線維化の程度を推定するための材料の一つです。
当院では腹部エコーに加えて、超音波を利用して肝臓の脂肪量を評価するATIや、肝臓の硬さを測定するSWEにも対応しています。
ALT・ASTの数値だけでは、脂肪の蓄積や線維化の程度までは判断できません。血液検査や超音波検査などの結果を組み合わせて、肝臓の状態を評価します。
ALT・ASTを下げるためのポイント

ALT・ASTを改善するために重要なのは、数値だけを下げる方法を探すのではなく、高くなっている原因に合わせて対応することです。食事や運動の見直しが中心になる場合もあれば、肝疾患に対する治療が必要になる場合もあります。
代表的な対応は以下のとおりです。
- 原因となる疾患がある場合は適切な治療を受ける
- 脂肪肝や体重増加がある場合は食事・運動を見直す
- 飲酒が影響している場合は飲酒量や頻度について相談する
薬やサプリメントの使用状況を医師へ伝える(ここもリスト)
原因によって適切な対応は異なります。検査結果を踏まえ、自分に必要な方法を医師と相談しながら進めましょう。
原因となる疾患への治療
B型・C型肝炎や自己免疫性肝炎など、治療が必要な肝疾患が見つかった場合は、それぞれの病気に応じた治療を行います。
ALT・ASTの上昇は、それ自体が病名なのではなく、肝細胞などに障害が起きていることを示す手がかりの一つです。そのため、単に検査値を正常範囲へ戻すことだけを目的にするのではなく、背景にある病気への対応が必要になります。
治療方法や経過観察の頻度は疾患によって異なるため、専門的な管理が必要と判断された場合は継続して診療を受けましょう。
適正体重を目指す食事・運動
肥満や体重増加を背景とした脂肪肝がある場合は、食事と運動を見直し、適正体重を目指すことが改善につながります。
極端に食事量を減らすのではなく、食べ過ぎを避けながら、主食・主菜・副菜を意識した食事を続けることが基本です。甘い飲み物や間食を日常的に摂っている場合は、量や頻度を振り返ってみましょう。
運動も、無理なく継続できる内容から始めることが大切です。短期間で急激に体重を落とそうとせず、生活習慣を少しずつ見直していきます。
飲酒習慣の見直し
飲酒が肝機能異常に関係している場合は、医師と相談しながら飲酒量や頻度を見直します。毎日飲酒している方は、自分では多くないと思っていても、長期間の積み重ねによって肝臓に負担がかかっている場合があります。
一方、飲酒量が多く、お酒を減らしたときに手の震えや発汗、不眠などが現れたことがある方は、アルコール依存や離脱症状にも注意が必要です。
そのようなときは自己判断だけで対応せず、医療機関へ相談しながら飲酒習慣を見直してください。
薬・サプリメントの医師への相談
薬物性肝障害が疑われる場合は、使用している薬やサプリメントを確認し、医師が必要な対応を判断します。市販の漢方薬や健康食品などが関係する場合もあるため、「健康のために飲んでいるから問題ない」とは限りません。
一方、ALT・ASTが上昇したからといって、処方されている薬を自分の判断で中止するのも避けてください。中止してよいかどうかは、検査結果を踏まえて医師が判断します。
受診時にはお薬手帳を持参し、サプリメントや健康食品を使用している場合は、商品名や使用を始めた時期も伝えると、原因を考える材料になります。
まとめ | ALT・ASTが高い場合は原因を調べることが大切
健康診断でALT・ASTが高いと指摘された場合、脂肪肝や飲酒、B型・C型肝炎、自己免疫性肝炎、薬・サプリメント、激しい運動など、さまざまな原因が考えられます。日本肝臓学会では、ALTが30U/Lを超えた場合に、まずかかりつけ医などを受診することを勧めています。
自覚症状がなくても肝疾患が隠れている可能性があるため、「少し高いだけ」と自己判断せず、血液検査や腹部エコーなどで原因を調べることが重要です。原因が分かれば、治療や生活習慣の見直しなど、必要な対応も明確になります。
レリア津田沼 内科 内視鏡・肝臓クリニックでは、日本肝臓学会認定 肝臓専門医による診療を行い、血液検査や腹部エコー、肝臓の脂肪量・硬さを評価する検査にも対応しています。健康診断でALT・ASTなどの肝機能異常を指摘された方は、お気軽にご相談ください
当院の役割は、見続けることと、動くべきときを見極めることです。院長は日本肝胆膵外科学会 高度技能専門医として、膵臓の手術に数多く携わってきました。膵がんの手術をしてきた立場だからこそ、「どの時点で、どの施設へつなぐべきか」が判断できます。通いやすい場所で経過を見ていき、必要なときには専門施設へつなぎ、条件を満たせば経過観察を終える。その判断までを一貫して担います。
よくあるご質問
膵のう胞があると、がんになるということですか?
そうではありません。多くの方は、大きな変化がないまま経過されます。ただし一般の方よりは膵がんが発生しやすいことが分かっているため、定期的に見ておく意味がある、という位置づけです。過度に心配する必要はありませんが、放置してよいものでもありません。
検査は一生続けなければいけませんか?
2024年の改訂で、のう胞が20mm未満で5年間変化がなく、注意が必要な所見もない場合には、経過観察の終了を考えてよいとされました。ご家族歴などによっては続けたほうがよい方もいますので、これまでの経過を確認したうえで一緒に判断します。
何年も検査を受けていません。今さら行っても遅いですか?
遅いということはありません。むしろ、間があいている方にこそ一度確認していただきたいと思っています。以前の検査結果やCD-ROMをお持ちいただけると、そのときと比べられるので大変助かります。お手元になくても、まずは今の状態から見ていけます。
エコーだけで膵臓は見えるのですか?
膵臓は胃や腸のガスに隠れやすく、体型によっては見えにくい部分があります。そのため、エコーで十分に確認できない場合や、詳しい評価が必要な場合には、MRIやEUSが可能な施設へご紹介します。エコーの利点は、負担がなく繰り返せることです。定期的に追っていく手段として適しています。
のう胞は手術で取ってしまったほうが安心では?
膵臓の手術は体への負担が大きく、糖尿病になることもあります。ですので、注意が必要な所見のないのう胞を予防的に取ることは、通常は行いません。手術を検討するのは、悪性が疑われる所見が出てきたときです。その見極めのために経過観察を行っています。
お酒やタバコは関係ありますか?
喫煙は膵がんのリスクを高めることが分かっています。膵のう胞をお持ちの方は、もともと膵がんのリスクが高い立場にありますので、禁煙の意味は大きいと考えてください。飲酒は慢性膵炎を通じて膵臓に影響します。
健診で膵酵素(アミラーゼ)が高いと言われました。関係ありますか?
膵酵素の高値には、体質的なものから慢性膵炎、膵のう胞まで、さまざまな背景があります。多くは問題のないものですが、一度エコーで膵臓の形を確認しておくと安心です。膵のう胞が見つかることもあります。
- この記事のまとめ
- 膵のう胞の多くは、経過観察でよいものです
- 見ているのは2つ。のう胞そのものの変化と、別の場所にできる膵がんです
- 多くの方は、大きな変化のないまま経過されます
- 間隔の目安は、20mm未満なら18か月ごと、30mm以上なら6か月ごとです
- 20mm未満で5年間変化がなければ、経過観察の終了を検討できます(2024年改訂)
- 検査が途切れている方は、再開すれば大丈夫です
膵のう胞を指摘されたまま気になっている方、経過観察が途切れてしまっている方、いつまで続ければよいか迷っている方は、一度ご相談ください。以前の検査結果をお持ちいただければ、そこからの変化を確認できます。ご予約は画面右下の「WEB予約」または「LINE予約」からお進みいただけます。JR総武線「津田沼」駅から徒歩2分です。